「自由な働き方」に必要な「コミュニケーション能力」

「自由な生き方」の落とし穴

「人間関係に縛られずに、自由に働きたい!」と思う人はたくさんいるのではないでしょうか。

近年ではリモートワークも広がり、パソコン一つあれば働く場所をどこでも選べる職業も増えていっています。

「無駄な飲み会や、人付き合いを避けて、田舎で自分の趣味や家族との時間を大切に過ごして生きれたら…」

誰しもこの様な「自由な生き方や、働き方」には憧れるものです。

しかし、いくら自分の好きな場所に住んだからと言って、

「人との関係」を遠ざけながら生活をしてしまうと、「自由な生き方」からは離れていってしまうこともあります。

どれだけ自分の理想の場所に住めたとしても、その地域で健全な人間関係を育むことができるコミュニケーション力がなければ、逆に不自由な場面が発生するかもしれません。

人間関係を避けて生きることは、不自由

ある、知り合いの女性は自然が豊かな田舎町に心をひかれ、都内からの移住をすぐに決断しました。

普段から、どんな人とでも話すことが好きで、一見苦手かな?と思う人にでも積極的に話しかけたりするほど、

コミュニケーション力に優れている様な人でした。

移住してすぐ、その街の食堂や雑貨屋さん、芸術家などたくさんの人と仲良くなり、

驚くほど早く街に溶け込んでいたのです。

一方、あまり人付き合いが上手ではない男性も、同じ様に田舎に移住しました。

以前の会社では、人間関係のいざこざが多く、疲弊していたので、リモートワークができる様な技術を身につけ、

新たな町ではなるべく近所付き合いも極力避けていたいました。

週末、誰かに会いにいったり、遊んだりするわけではないので、少し寂しい気持ちも多いのですが、

人と深く付き合うことの方が抵抗感があったので、なるべく家にいる様にしていました。

二人とも、「自分の好きな場所に住んで、自分の決断ができる」という点では、

自由な生き方を実現している人と言えそうです。

しかし、「人と関わることのできる範囲」という点では、この男性は、女性に比べて圧倒的に狭いのです。

「あの人がいるから、あの場所は行きたくない。」

「あの人は苦手だから、あの人には近づかない様にしよう。」

「気軽に言葉を交わせる人の範囲」が狭い人は、結局自分の行動範囲も狭まくなってしまい、

自由からは遠ざかってしまうものです。

自由に言葉を交わせる相手を持つ

2人のどちらの生き方がいいというわけではないのですが、

いくらリモートワークができて好きな街に住めたり、経済的にも肉体的にも恵まれていたとしても、

人とのコミュニケーションの幅が狭いと、何らかの不自由が生じてきます。

少々苦手な人がいても、相手を理解しようと言葉を交わすことができたり、

自分が切羽詰まった状況の中でも「助けてほしい」と言える相手がいること、

自分の「価値観を理解した上で、一緒にいてくれる人」がいることで、自由の幅は広がってくるのです。

これから先、生き方の選択肢は広がり、物理的な自由は実現しやすくなるのでしょうが、

「自由にコミュニケーションを交わせる相手がいるかどうか」は自分自身に委ねられてくるものでしょう。

自分の好きなところに住んで、自由に働けて、自由に言葉を交わすことができる友人が周りにたくさんいる。

コミュニケーションは、自由を実現する上で、最も大切な要素の一つになります。

人との人間関係を避けて自由を実現するよりも、

どんな人とでも言葉を交わすことができるコミュニケーション力を身につけていくことは、

とても大切なことかもしれませんね。

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